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問いを持たない違和感

2020 9/08
2020年9月8日

 昨日に引き続き、望月衣塑子記者のドキュメンタリーをみて思ったことです。「わたしの仕事は質問すること」と彼女は、きっぱりいっています。つまり、ジャーナリズムの立場から、国民に代わって、しかし、決してやらされているわけではなく、自ら内発的に質問をぶつけている。そこが、尊いと思うのです。もう、15~16年も前になるでしょうか。当時、自治体広報誌の編集を担当していたわたしは、後輩にこんなことを言われたことがありました。

 「あなたはね、何故っていうでしょう。ここ(当時勤めていた役所)の人はね、誰も何故っていわないんですよ」。決して、自ら進んで波風を立てたつもりはなくとも、周囲があまりにも従順なのでわたしが浮いてみえるのは避け難いことだったと思います。地域の人たちからは、ウケが良く、たいそうかわいがってもらいましたが、その分、組織の中では軋轢も多かった。いまとなっては、そのすべてが、懐かしい思い出です。

 地方の小さな役場にいて、わたしがいつも危機感を募らせていたのは、首長さん以下、職員全員の思考停止でした。今思えば、それはまさに、7年8か月にも及んだ安倍政権の縮図といった感じでしょうか。「何故」ということばは、ときに挑戦的かもしれません。しかし、問いのないところに進歩があろうはずはなく、生きていること自体が問いの連続だとは今でもそう思います。とはいえ、21世紀の今になっても、とかく、女性の思考は分断されやすい。にもかかわらず、彼女があれほどまでに十全に、仕事に没頭できるのは、同志とおぼしき夫殿の存在なしにはあり得ないでしょう。

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