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Black Lives Matterは自分のこと

2020 7/23
2020年7月23日

 1967年の今日は、人種差別に端を発するアメリカ史上最大級とされる「デトロイト暴動(反乱)」の日です。だからというわけではありませんが、上映が今日で終了というので、映画「ハリエット」をみてきました。舞台は、デトロイトの事件を遡ること100年以上も前の南北戦争前後のアメリカです。生まれた時から奴隷だった主人公が、借金のかたに売られることになり、いつか自由の身になって家族と一緒に暮らしたい一心で、ひとり脱走を企てる場面から始まりました。

 途中何度も「逃げる」「追いかける」のシーンが繰り返され、手に汗握るというか血圧が上がりそうでしたが、それでも中断することなくみていられたのは、映画のチラシにこう書かれていたから。「彼女は一度も失敗せずに奴隷から英雄になった」。英雄になった彼女とは、自らの脱走の末、奴隷解放運動 「アンダーグラウンド・レールロード」に加わり、多くの奴隷を自由に導いた実在の人物、ハリエット・タブマンのこと。

 オバマ政権時代の 2016年、アフリカ系アメリカ人として初めて紙幣に起用することが決定。変更は、女性の参政権を正式に認めたアメリカ合衆国憲法修正第19条の批准から100年目となる今年、実施の予定でした。(その後、政権がかわって延期になったと報道されています。)生涯で800人以上の奴隷解放を助け、南北戦争では黒人兵士を率いて戦ったという彼女が、90歳を超える天寿をまっとうし、家族に見守られながら大往生を遂げたことは驚くべき事実だと思います。

 映画の中で印象に残った言葉は「おぞましいほどの苦しみ」 「自由か死か」「恐怖は敵」などでした。彼女の運がよかったのは間違いありませんが、それだけではないはず。「捕まったらどうなるか」という脅し文句にも、興奮状態の奴隷主たちによる恐ろしい追跡にも、決してたじろがない強い決意に天が味方したとしか思えません。しかし、それにしても、今年の 「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」 にもみられるとおり、いったいいつになったら真の解放が訪れるのでしょう。我々、日本人には関係ないと思ったら大間違いで、自覚が乏しい分、よけい始末が悪いかもしれませんよ。

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