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生き抜くよすがは「対話」と「想像力」

2020 6/27
2020年6月27日

 六十年生きてきて、何が一番嫌いって「問答無用おまえの言うことになど聞く耳持たん。」とばかりに人の言うことを聞こうとしない態度。政治はもちろん、日本の社会に最も不足しているのは「対話」だと思っています。わたしが、宇都宮健児さんや山本太郎さんに心打たれるのは、彼らが対話を基本にしているから。もちろん、多忙を極める中での行き違いは数々あるでしょうが、本質的に「あなたの話を聞かせてください」という謙虚さがあると思うのです。

 そんな二人が、共通して言っているのが「住まいの安全保障」。あくまでも弱きもの(権力の少ない、不利な立場に追いやられている人たち)の側に向き合って、人々にとって真っ先に必要な物は何なのかを聴きとった結果だと思います。国会の質疑や東京都の定例記者会見をみていて不快感を覚えるのは、トップが人の話を聞かないから。彼らの関心は、もっぱら自分の都合で、民衆が何を求めているかなどどうでもいいのは、いうまでもないと思います。

 コロナでステイホームを余儀なくされた期間を経て、本当に悲惨なことがたくさんたくさん起きていますね。宝塚のボーガン殺人事件をはじめ、虐待その他の理由で家にいられなくなった少女が街で性的搾取を受けるなど。わたし自身、人生のある時期、幼い子供を連れ、安全な居場所を求めてさまよった経験があるため、コロナ禍のそれがどんなに過酷かは容易に想像がつきます。

 イナゴの大群は、 互いに近づき過ぎると共食いを始めるとか。イナゴたちは協調性によってではなく共食いによって隊列をつくるといいますが、まさに人間も同じではないでしょうか。つまり、あらゆる人間関係で、最も重要なことは距離感。その意味でも住まいの安全保障は大切です。経験のないことは、理解はできても納得はできないといいますが、一寸先が見えない時代を生き抜くよすがは、対話と想像力しかないと思うのです。さもなくば、明日はわが身の浮き世ですからね。

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