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多様性を認めない社会の病理について(会食恐怖症)

2020 2/05
2020年2月5日

 学校給食の行き過ぎた完食指導や食事にまつわる辛い成育歴等がもとで会食恐怖症( https://kaishoku.or.jp/hello/ )を発症することがあります。症状の出方は、食べ物が飲み込めなくなったり、吐き気や震えが止まらなくなったりと様々で、人によっては就職できないなど人生に深刻な影響を及ぼすことがあるとか。このことを知って、私自身何十年前の給食の場面がよみがえってきました。

 当時の給食には、メルルーサ(白身魚)のフライがよく登場しましたが、私はこれが苦手で、できることなら残したかったのです。ところが、そんなことをしようものなら、情け容赦ない木琴のバチの一撃が待っていることを、そのころの私はもう十分に学習済みでした。それは、私自身が木琴のバチで叩かれた経験があるという意味ではなく、木琴のバチで叩かれているクラスメイトを日常的に目撃していたという意味です。今思えば、食物に対する冒とくのようにも思えますが、結果、幼かった私は、涙を浮かべ嘔吐きながら無理やり飲み込んでいたのでした。

  日本会食恐怖症克服支援協会の山口健太さんは、胃袋にも人それぞれに個性があるといいます。その多様性を認めず可能性を閉ざさせてしまうことはもったいないことだと。前近代の社会には、間違いなくなかったであろう「会食恐怖症」。食事という最も基本的な生活の部面ですら、このような新型の病気を生産する今の時代だということに加え、忘れてならないのは、私たちが暮らしているのは「同調圧力の国」だということではないでしょうか。このことについて、折に触れご一緒に考えていきたいと思います。

 

 

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